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エグゼクティブ対談

特集:エグゼクティブ対談

好調なインターネット事業と
DM、宅配便、フルフィルメントサービスを行うダイレクトメール事業

DMソリューションズの特徴と強みは?

福村特徴は、デジタルとアナログ双方の広告・マーケティングインフラを自社で保有している点です。

小林インターネット事業では現在、比較サイトの運営などを行うバーティカルメディアサービスが好調です。ウォーターサーバーからスタートして、現在は脱毛、不動産売買など多彩な分野で展開しており、広告収入は順調に伸びています。宅配食材に関するサイトはコロナ禍において特にユーザーの反応が早かったですね。SEO対策やコンテンツマーケティングなど、日頃お客様にご提供しているサービスのノウハウも活用しつつ、市場のニーズに応じてメディアを進化させています。

福村ダイレクトメール事業では、DMと宅配便の発送代行業務はもちろん、ネット通販の物流業務を一括受託できるフルフィルメントサービスを提供しています。当社最大の強みは、これら2つの事業のシナジーで最適なマーケティング戦略を提案できることですね。

サイトオーナーが商品開発などのコア業務に集中できる
EC通販向けの物流アウトソーシングサービスをスタート

EC通販向けの物流アウトソーシングについては?

福村物流アウトソーシングは、EC事業者の皆さんの負担を軽減したいという思いで立ち上げたサービスです。商品の入荷、在庫管理、梱包作業から発送、段ボールなどの資材の調達まで、EC物流に関する業務はすべて当社が受託しますので、お客様は商品開発、販売戦略といったコア業務に集中できます。

小林EC通販市場は拡大を続けていますが、いまだに物流倉庫での入出庫管理をCSVファイルやペーパーで行っているお客様は少なくありません。そこへ当社の倉庫システムを提供することによって、トータルコストの削減と物流品質の安定化が図れます。さらに、EC事業者の皆さんの悩みの種のひとつである商品の配送料についても、大手運送会社に年間約100万個の宅配便、1億通以上のDM発送を委託している当社では、運送業者の大口割引、特別運賃といった個人取引では不可能な価格でのサービス提供が可能です。

ECサイトの制作から広告設計、入出庫管理、発送まで
初めてのEC事業者をフルサポートする新サービスが登場

9月にリリースした「ECスターターパック100」とは?

福村「ECスターターパック100」は、ECサイトの構築、戦略的なWeb広告による効率の良い集客施策の立案・実施、商品管理、梱包作業・発送をパッケージにした当社独自のサービスです。30万円分の広告費と合計500個分の梱包作業費と宅配便送料、在庫管理システム利用料を含み、総額100万円(税抜)でゼロベースからECサイトを始めることができます。この内容をこの価格で提供できるのはサイトの構築から運営、物流までをワンストップで実現できる当社だからこそ、と自負しています。

小林本質的な目的は、BtoCの物販だけで毎年2桁近い伸び率で拡大を続けているEC通販市場において、新たなプレイヤーの参入を促し、当社の物流の取扱量を増やすこと。ですから主要ターゲットは、これから国内向けの物販ECサイトを構築・運営したいと考えているすべての事業者です。お客様にとって一番のメリットは、テストマーケティング感覚でビジネスをスタートできるところだと思います。総額100万円でチャレンジして、もしダメだと思った時に余計なコストを掛けずに方向転換ができる。

福村開始から半年間で販売数が500個に届かなければ撤退しよう、と柔軟に考えられるという意味でもメリハリのあるパッケージと言えますね。もちろん、私たちはパッケージを導入されたお客様の成功を心から願っています。当社には「マヌカハニー」の自社ECサイトをゼロから立ち上げ、トライアンドエラーの末に収益化に成功した経験があります。また、デジタルマーケティング支援専門のセクションがあり、あらゆる業態のお客様を10数年にわたってコンサルティングしてきましたので、何から始めていいかわからないという方にしっかりと寄り添い、サポートすることが可能なのです。

小林サイトの構築・運営・発送の状況については、担当営業がお客様の伴走者となって一貫してサポートし、開発担当者、広告運用、在庫管理などの各部門と情報を共有します。一つひとつの業務を別の業者に発注しなければならない場合と違い、1人の担当者が窓口になりますから、責任の所在が常に明確で、事業主様には安心してサイト運営していただけると思います。

福村他社との比較で言えば、ブランド力のある大手通販サイトやショッピングモールは、販売に苦労しないかわりに売上に対するロイヤリティの割合がかなり高い。一方、自社ECサイトは売上と収益率が比例するものの、広告戦略による集客が不可欠です。そういう意味では一長一短で、両方でECビジネスを展開している事業主の方が多いですね。ただ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を強く受けている飲食店や食品メーカーなどのEC参入が目立っている現状を考えれば、自社ECがトレンドになってくると思いますね。

小林新規顧客の獲得については、物流アウトソーシング、「ECスターターパック100」とも、当社の既存取引先約4,000社への提案営業、商品プロモーションサイトからのインバウンド営業、Webセミナーが中心で、社内の人的リソースはほとんど割いていません。「ECスターターパック100」のリリース以降はEC関連ポータルサイトへの広告出稿も始めました。

フルフィルメント設備への投資で競争力を高め
3年後のEC関連ビジネスの売上100億円を目指す

今後の展望と、株主の皆様へのメッセージを

福村こうしたフルフィルメントサービスの拡充を目的として、2020年8月にEC通販向けのフルフィルメントセンターを新しく大幅増設しました。ECサイト制作から広告・販促、入出庫管理、梱包作業・発送までをワンストップで実現できる体制を拡充したことで、国内トップクラスのインターネット企業やメーカーとの距離が一気に近くなりました。「まずはECサイトの制作からお願いしたい」「物流の課題を解決してほしい」など、内容はさまざまですが、手応えは十分。新たなお客様の大きな期待、多様なニーズに応えることによってEC関連ビジネスの飛躍を目指します。直近の状況では、売上をダイレクトメール事業が、利益面をインターネット事業が牽引していますが、2~3年後にはEC関連ビジネス単体で既存事業に追いつけるように頑張ります。市場規模を含めそのポテンシャルは十分あるはずです。具体的な数字をいえばまずは売上で100億円。大言壮語に聞こえるかもしれませんが(笑)。

小林それを実現するための設備投資も積極的に推進していきます。デジタル分野では利益率優先で設備投資を行う企業が目立ちますが、私たちはフルフィルメントセンターの設備を中心に堅実・健全な投資を行い、競争力を高めながら成長スピードを上げていきたいと考えています。

福村新たなサービスを武器にさらなる事業拡大に向け努力してまいりますので、株主の皆様には引き続き温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。