本調査は、男性の体型維持・改善に対する意識や実践状況を把握することを目的に実施しました。近年、健康や見た目への関心は高まる一方で、年代による意識の差も指摘されています。特に若年層では「まだ若いから大丈夫」と考える傾向があり、生活習慣やセルフケアの差が将来的な体型変化に影響する可能性があります。そこで本調査では、年代・婚姻・年収別に体型維持行動を分析し、世代ごとの特徴と意識の違いを明らかにしました。
▼調査概要
調査対象 | 男性300人 |
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調査時期 | 2025年10月 |
調査方法 | インターネット調査 |
調査媒体 | クラウドワークス |
調査サマリー
- 20代の32%が「特に何もしていない」一方で、40代は83%が体型維持・改善に取り組み
- 全体では「自身で運動」が50%と最多。未実施は22%にとどまり、セルフ運動が主流
- 年収800万円以上では未実施7%と、93%が体型維持・改善のために何らかの取り組みを実施
体型維持・改善のためにしていることはありますか?

「自身で運動」が50%で最多でした。次いで「特にしていない」22%、「食事管理」18%、「ジム」10%となります。低コストで始めやすいセルフ運動が主流で、受動的サービスの利用は相対的に少ない傾向です。半数以上の方が日常的な筋トレや歩行で体型を管理しているようです。
【年代別】体型維持・改善のためにしていることはありますか?

20代※回答数41人
20代は「自身で運動」39%、「食事管理」19%、「ジム」10%で、「特にしていない」が32%と年代最多でした。取り組みをしていない層が目立ちますが、始める場合はコストの低いセルフ運動が中心になりやすい傾向です。生活リズムの不安定さや「まだ若い」という意識が影響し、継続行動に結びつきにくい状況がうかがえます。
30代※回答数82人
30代は「自身で運動」50%、「食事管理」10%、「ジム」18%(年代最高)、「特にしていない」22%でした。セルフ運動に加えて、ジム活用が進む層です。収入や時間の裁量が増えることで有料サービスを取り入れやすくなり、計画的に体型維持へ投資する姿勢が表れています。
40代※回答数104人
40代は83%が何らかの取り組みをしており、「自身で運動」55%、「食事管理」20%、「ジム」8%、「特にしていない」17%(年代で最少)でした。最もアクティブに実践している層です。加齢に伴う体型変化や健康指標への自覚が高まり、無理のない運動と食事の両立で習慣化が進んでいると考えられます。
50代以上※回答数70人
50代は「自身で運動」48%、「食事管理」24%(年代最高)、「ジム」4%、「特にしていない」24%でした。ジムよりも食事面のコントロールに重心を置く傾向です。関節負担や体力面を考慮し、継続可能な運動と栄養管理の組み合わせで体型を維持しやすい層といえます。
【婚姻状況別】体型維持・改善のためにしていることはありますか?

既婚※回答数119人
既婚は「自身で運動」47%、「食事管理」19%、「ジム」10%、「特にしていない」24%でした。家事・育児や仕事の両立により可処分時間が限られ、短時間かつ手軽な運動に寄りやすい一方、未実施の割合が独身よりやや高くなっています。計画的に時間を確保できる支援が有効と考えられます。
独身※回答数181人
独身は「自身で運動」52%、「食事管理」18%、「ジム」10%、「特にしていない」20%でした。既婚に比べて主体的な取り組みがやや高く、未実施も低水準です。
【年収別】体型維持・改善のためにしていることはありますか?

収入を問わず「自身で運動している(筋トレ・ウォーキングなど)」が最多回答となることが多く、コストをかけず手軽にできる運動が選ばれるようです。
一方で、年収800万円以上では「ジムに通っている(26%)」が他の層よりも大幅に高く、経済的な余裕が専門施設利用に繋がることが示唆されます。
Collect.(コレクト)では、「おすすめのパーソナルジム」も紹介しているので、ぜひご覧ください。