【医師監修】ニードル脱毛のおすすめクリニック!効果ないってほんと?痛みや後遺症も解説

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【医師監修】ニードル脱毛のおすすめクリニック!効果ないってほんと?痛みや後遺症も解説

白髪や色素沈着、日焼けした肌など、一般的なレーザー脱毛では効果が出にくい毛に悩んでいませんか?そんな悩みを抱える人にとって「最後の砦」とも言われるのが、ニードル脱毛(医療針脱毛)です。

ニードル脱毛は、毛穴1本1本に針を挿入して電気を流し、毛根や毛乳頭を直接破壊する脱毛方法で、FDA(食品医薬品局)でも永久脱毛として公式に認められている施術法です。

特に近年では、白髪や硬毛化した毛、VIOや眉毛などのデザイン脱毛といった「他の脱毛では対応が難しいケース」で選ばれることが増えています。

本記事では、「ニードル脱毛は本当に効果があるの?」「痛みは?費用は?」といった疑問に答えながら、効果の実態や活用シーン、おすすめのクリニックまでわかりやすく解説します。

この記事の監修者
松岡 雄治
医師
松岡 雄治先生

免許・資格:厚生労働省 麻酔科標榜医 、日本静脈麻酔学会 認定医、日本周術期経食道心エコー認定委員会 認定医

麻酔科医として、美容医療を含む各診療科の周術期管理を3000件以上担当。安心安全の医療を提供するとともに、現役医師として、実臨床をベースに培った医学知識と経験から、最新の知見を踏まえ正しい情報をわかりやすく発信する。

※監修者は「選び方」「記事の内容」について監修しています。ご紹介している商品・サービスは監修者が選定したものではなく、Collect.(コレクト)編集部が独自に選定したものです。

ニードル脱毛はおすすめ?他の脱毛方法との違い

ニードル脱毛の特徴

ニードル脱毛は「本当に効果があるの?」「他の脱毛と何が違うの?」という疑問を持たれることもあります。ここでは、医療針脱毛と美容電気脱毛の違いや、ニードル脱毛ならではの仕組み、そして医療レーザー脱毛や光脱毛との違いについて詳しく解説します。

ニードル脱毛は医療針脱毛(絶縁針脱毛)と美容電気脱毛の2種類

ニードル脱毛には大きく分けて2つの種類があります。医療針脱毛(絶縁針脱毛)は医療機関でのみ行われ、麻酔の使用が可能で、安全性の高い絶縁針を使用します。これにより、発毛組織を的確に破壊できるため、永久脱毛効果が認められています。

一方、美容電気脱毛はエステサロンで行われ、出力が低いため効果が限定的です。無資格または民間資格の施術者が対応するケースも多く、医療行為に該当する深部の施術や麻酔の使用はできません。

医療針脱毛(絶縁針脱毛)なら永久脱毛が可能

医療針脱毛では、毛穴に針を挿入して電流を流し、毛根や毛乳頭、バルジ領域といった発毛組織を直接破壊します。この方法は、アメリカのFDA(食品医薬品局)によって永久脱毛が可能と認められており、その確実性の高さが特長です。

また、レーザー脱毛のようにメラニンに反応する方式ではないため、毛の太さや色に関係なく、あらゆる毛に対応できる点も魅力です。照射による打ち漏れもなく、一本一本を確実に処理できるのもニードル脱毛ならではです。

メラニンに依存しないため、白髪・産毛・色素沈着肌でも効果あり

医療レーザー脱毛は、黒い色素(メラニン)に反応して熱を発生させる仕組みのため、白髪や金髪、産毛など色素が薄い毛には反応しづらいという弱点があります。

その点、ニードル脱毛は毛穴に直接電気を流すため、毛の色に関係なく処理が可能です。白髪やほくろに生えた毛、乳輪まわりや色素沈着した肌、日焼け肌でも施術ができるため、他の脱毛法では難しかった部位にも対応できます。

他脱毛法との比較【医療レーザー・光脱毛との違い】

ニードル脱毛・医療レーザー脱毛・光脱毛の違いを理解することで、自分に最適な脱毛方法を見極めやすくなります。比較する際は、仕組みや通院回数、効果の即効性や永久性、対応できる毛質・肌質、そして費用感などを総合的にチェックすることが重要です。

比較項目 ニードル脱毛(医療針脱毛) 医療レーザー脱毛 光脱毛(美容脱毛)
仕組み 毛穴に針を刺し電気で毛根を破壊 メラニンに反応した熱で毛根を破壊 メラニンに反応した熱で毛根を弱らせる
永久脱毛効果 ×
即効性 ◎(直後から実感) 〇(2週間後に抜け落ち) △(数週間かけて減る)
対応毛質 全毛質対応(白髪・産毛・硬毛もOK) 黒く太い毛に効果的 黒く太い毛にやや効果あり
対応肌質 色素沈着・日焼け肌も可 色素が濃いと火傷リスクあり 日焼け肌・色素沈着部位はNGが多い
痛み 強い(麻酔使用で軽減可) やや強い(部位による) 弱め
通院回数 3〜5回(本数・部位による) 6〜8回 15〜20回
費用相場 高額(1本500〜1,000円前後) 中〜高(全身5回20〜30万円前後) 安価(全身5回10〜15万円前後)
得意な部位 VIO・眉・白髪・デザイン脱毛など 全身などの広範囲 比較的広範囲
向いている人 白髪・色素沈着・産毛・こだわり派 効率的に広範囲を脱毛したい人 費用を抑えてまず脱毛を始めたい人
松岡 雄治
松岡雄治 先生

▼医師の一言コメント
ニードル脱毛は、発毛を司る毛根を直接破壊できるため、高い永久脱毛効果が期待できます。メリットはレーザー脱毛のようにメラニン色素に関係なく脱毛できることです。具体的には、白髪、産毛の他、ほくろや色素沈着した肌の毛など他の脱毛方法で対応が困難な場合にも、他の毛に施行した場合と同等の「安全性」と「永久脱毛効果」が見込まれることです。

一方、デメリットは大きく3つあり、「時間」と「価格」と「痛み」です。1本ずつ手作業で脱毛するため時間がかかり、本数換算で考えると費用が高額になる傾向があります。また、痛みは他の方法に比べて強いことも特徴です。

ニードル脱毛の料金相場!1本あたり500円~1,000円程度

ニードル脱毛の料金相場

ニードル脱毛は、他の脱毛方法と比べて費用が高くなりやすい傾向があります。なぜなら、1本ずつ手作業で処理を行うため、施術時間と技術の手間がかかるからです。ただし、範囲や目的を絞って利用することで、トータルコストを抑えることも可能です。

ここでは、料金体系の仕組みや、広範囲に施術する際の費用感、他脱毛方法とのコスト面での違いについて解説します。

ニードル脱毛の料金体系(本数単価or時間単価)

ニードル脱毛の料金設定には主に2つのパターンがあります。

  • 「1本あたり○○円」という本数単位の課金方式(相場:1本500〜1,000円前後)
  • 「時間単価」で、60分あたり30,000~40,000円など、施術時間に応じて料金が設定されるケース

また、クリニックによっては部位ごとのパックプランや回数コースを用意しているところもあります。たとえば「眉毛デザイン5回コース」や「VIO内の白髪脱毛パック」など、目的に応じてお得に設定されていることもあるため、料金体系のチェックは必須です。

広範囲脱毛での費用感と総額イメージ

ニードル脱毛を広範囲に行う場合、費用は高額になる可能性があります。たとえば、顔全体やVIO全体を対象とした場合、1回の施術で2〜4万円、トータルで20万円以上になることも珍しくありません

通院回数には個人差がありますが、5〜8回が一般的。たとえば、5回施術を受けた場合、合計で10〜20万円程度かかる計算になります。あらかじめ「本数の見込み」や「施術時間の目安」をカウンセリングで聞いておくと安心です。

他脱毛法とのコスト比較

脱毛方法 料金目安(VIO5回) 白髪対応 コストパフォーマンス 特記事項
ニードル脱毛 約15〜20万円 △ 高額だが効果確実 1本単位で調整可/永久脱毛◎
医療レーザー脱毛 約9〜12万円 × ◎ 効果と価格のバランス 広範囲・黒い毛に最適/麻酔可
光脱毛(美容脱毛) 約5〜8万円 × ○ 費用は安いが効果弱め 永久脱毛ではなく減毛目的

針代・麻酔代・採血代も要チェック

ニードル脱毛では、施術費用に加えて「針代」「麻酔代」「採血代」といった追加費用がかかる場合があります。たとえば、針代は1本あたり約4,000円、麻酔代は笑気麻酔・麻酔クリームともに1回約3,000円、採血代は約5,000円程度が相場です。

針は個別管理が必要で、施術ごとに購入が必要なことも。麻酔は希望制ですが、痛みの強いニードル脱毛では利用者が多い傾向にあります。採血は安全性の確認のために行われることがあり、初回のみ必要なケースが一般的です。クリニックごとにルールや金額が異なるため、事前の確認を忘れずに。

ニードル脱毛の痛みは?医療レーザーより強め

ニードル脱毛の痛み

ニードル脱毛は、「脱毛効果が高い反面、痛みが強い」と言われることが多い脱毛法です。毛穴に針を刺し、電流を流すという仕組み上、痛みを感じやすいのは事実ですが、痛みの感じ方には個人差があります。ここでは、部位ごとの痛みの違いや、痛みをやわらげるための方法について詳しく解説します。

痛みの感じ方と部位別の違い

ニードル脱毛の痛みは「チクッと刺すような刺激」に加え、「電気が流れるピリッとした感覚」があるのが特徴です。毛穴1本ずつにアプローチするため、レーザー脱毛よりも痛みを感じやすい傾向があります。

特に痛みを感じやすいのは、VIOなどの皮膚が薄くデリケートな部位。また、毛が太くて根が深い部位(ヒゲやVIOなど)は、通電時間が長くなるため痛みも強くなります。

逆に、産毛や腕・脚など比較的薄い毛が生えている部位は、痛みが比較的少ない傾向にあります。施術中に痛みを我慢しすぎるとストレスや肌トラブルの原因になることもあるため、無理せず施術者に伝えることが大切です。

医療機関では麻酔が使用可能

医療機関で行うニードル脱毛では、痛みを軽減するために「麻酔クリーム」や「笑気麻酔」が使用可能です。麻酔クリームは施術前に塗布し、肌の表面の感覚を鈍くする効果があります。笑気麻酔は鼻から吸うことでリラックス効果が得られ、不安感や痛みをやわらげるのに有効です。

また、施術前後にはレーザー脱毛時と同様に保湿や冷却ケアを行うことで、肌の刺激や痛みを抑えることができます。施術後は一時的に赤みやヒリつきを感じることもあるため、アイスパックなどで冷やし、低刺激の保湿剤でしっかりと肌を整えることが大切です。

痛みが心配な方は、カウンセリング時に「どの麻酔が使えるか」「部位ごとの痛みの程度」などを確認しておくと安心です。

松岡 雄治
松岡雄治 先生

▼医師の一言コメント
ニードル脱毛の痛みは比較的強いため、麻酔の使用がおすすめです。麻酔を行う上では、いつどのくらい痛いかをもとに、それに応じた鎮痛計画を立てます。さらに原則として単一の痛み止めの量を増やすのではなく、いくつかの鎮痛の仕組みが異なる痛み止めを組み合わせるのが効果的です。

ニードル脱毛で痛みが強いのは針を刺す時と通電する時です。そのため、このタイミングで強力に鎮痛すると効果的です。麻酔クリームは皮膚の表面の感覚を鈍くし、笑気には吸っている間の強力な鎮痛効果があります。併用することで施術中の鎮痛効果が高まる上、笑気をやめた後も麻酔クリームが施術後の痛みを軽減してくれます。

施術による痛みを軽減できるメリットはもちろんのこと、他に期待できる効果として、施術者が丁寧に脱毛できることが挙げられます。痛みのために体が動いてしまうと十分に脱毛できないおそれがあります。痛みを和らげて、リラックスしていることは施術の質を高めるためにも有効です。

【白髪・眉毛・VIO】ニードル脱毛におすすめの部位

ニードル脱毛の活用例

ニードル脱毛は、毛穴1本ずつに直接アプローチできるため、「他の脱毛法では難しい」とされる部位でも高い効果を発揮します。特に、メラニンが少ない白髪や産毛、形を整える必要がある眉毛やヒゲ、デリケートなVIOなどは、レーザー脱毛では限界があるケースが多く、ニードル脱毛の真価が発揮される部位です。

ここでは、ニードル脱毛が効果を発揮しやすい代表的な部位と、その理由を解説します。

白髪やほくろ毛:レーザーでは無理でもニードルなら可能

レーザー脱毛は、メラニン色素に反応する仕組みのため、白髪や色素が薄い毛には反応しません。また、ほくろに生えた毛も、色素が強いためレーザーの照射を避ける必要があり、施術できないことが多いです。

その点、ニードル脱毛は毛の色に関係なく毛穴に直接アプローチするため、白髪やほくろ毛、金髪、産毛などにも対応可能です。毛の色を問わず「処理したい毛だけを確実に脱毛できる」という点が、他の脱毛法にはない大きな魅力です。

VIO・眉・髭:デザイン重視なら1本単位が活きる

VIOや眉毛、ヒゲなどのパーツは、単に毛をなくすのではなく「形を整える」「一部を残す」といったデザイン性が求められる部位です。レーザー脱毛では範囲指定が難しく、思ったより毛が減りすぎたり、思わぬ箇所に打ち漏れが出たりすることもあります。

ニードル脱毛は、1本単位で処理できるため、不要な毛だけをピンポイントで除去することが可能です。「Vラインをナチュラルに残したい」「眉尻だけ整えたい」「ヒゲの一部を薄くしたい」といった細かい要望にも柔軟に対応できるため、デザイン脱毛を求める方には特におすすめです。

レーザー脱毛後の「仕上げ」や「硬毛化対策」

レーザー脱毛を数回受けたあと、「一部だけ毛が残った」「効果が出にくい部分がある」と感じるケースも少なくありません。こうした場合の仕上げとしてニードル脱毛を使えば、照射漏れや産毛の残りをきれいに処理することができます。

また、レーザー脱毛後に稀に起こる硬毛化(毛が太く濃くなってしまう現象)にも、ニードル脱毛は有効です。硬毛化した毛はレーザーに反応しづらくなることもありますが、ニードルなら直接毛根を破壊できるため、確実な対応が可能です。

ニードル脱毛におすすめの医療脱毛クリニック3選

ニードル脱毛は提供している医療機関が限られており、取り扱っている部位や料金、麻酔の有無などもクリニックごとに異なります。

ここでは、ニードル脱毛を検討している方におすすめの医療脱毛クリニックを3院ご紹介します。それぞれの特長を比較し、自分に合ったクリニック選びの参考にしてください。

リゼクリニック

リゼクリニック

項目 内容
期間限定キャンペーン 8月31日まで!ニードル脱毛50%OFF
ニードル脱毛料金 【通常料金】
20本:20,000円、40本:40,000円、追加1本:1,000円
【会員料金】
20本:10,000円、40本:20,000円、追加1本:500円
針代 1回:4,000円(都度必要)
採血代 無料
麻酔 麻酔クリーム:3,300円
笑気麻酔:3,300円
対象院 大宮院、新宿東口院、渋谷院、銀座院、名古屋駅前院、京都河原町院、大阪梅田院

リゼクリニックのニードル脱毛(医療針脱毛)は、眉毛や指など細かいパーツにも対応可能です。料金は通常20本で20,000円(税込)ですが、会員であれば半額の10,000円(税込)で利用可能なので、医療レーザー脱毛後の仕上げとしてもおすすめです。

所要時間は20本で約30分と短めで、冷却や笑気麻酔の用意もあり、痛みが不安な方にも配慮された環境が整っています。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニック

項目 内容
ニードル脱毛料金 20本まで10,000円、20本以降1本500円
針代 1回:4,000円(都度必要)
採血代 5,500円
対応部位 全部位(VIO、耳毛、鼻毛を除く)
麻酔 麻酔テープ:550円
笑気麻酔:3,300円
対象院 新宿本院、横浜院、神戸三宮院、AGA新宿本院、AGA札幌院、AGA仙台院、AGA広島院

湘南美容クリニックでは、VIO・耳毛・鼻毛を除くすべての部位を対象にニードル脱毛を提供しています。料金は20本10,000円で、20本以降は1本あたり500円とコスパ抜群。ただし、初回は採血が必要なので、別途5,500円の費用がかかります

毛の色や肌質を問わず施術できるため、白髪や色素沈着がある部位にも対応可能。ピンポイントで確実に脱毛したい方におすすめです。

ビューティースキンクリニック

ビューティースキンクリニック

項目 内容
ニードル脱毛料金 16本まで8,800円、17本以降1本440円
針代 1回:4,400円(初回のみ)※2本以上必要になる可能性あり
採血代 無料
対応部位 全部位(まぶたの上、鼻毛、頭髪を除く)
麻酔 麻酔クリーム:3,000円
笑気麻酔:3,520円
対象院 新宿院、渋谷院、池袋院

ビューティースキンクリニックのニードル脱毛は、VIOや顔(まぶた上・鼻毛を除く)を含む全身に対応しており、眉周りの細かい部分も施術可能です。料金は16本まで8,800円、17本以降1本440円と良心的で、針代は初回のみ4,400円かかります。

対象院は新宿、渋谷、池袋と都内限定なので、東京在住の方は要チェックです。

ニードル脱毛(医療針脱毛)の効果を最大化するポイント

ニードル脱毛で知っておきたいポイント

ニードル脱毛は、正しく施術を受ければ非常に高い効果を発揮しますが、その効果は施術者の技術や通うタイミング、施術前の準備によって大きく左右されます。

ここでは、ニードル脱毛で後悔しないために知っておきたい4つの重要なポイントを解説します。

医療針脱毛×高性能機器×熟練スタッフの組み合わせ

ニードル脱毛は、ただ設備が整っているだけでなく、それを扱う施術者の技術力が非常に重要です。たとえば、針の挿入角度や深さが適切でないと、毛根にうまく電流が届かず、効果が出なかったり、肌に負担がかかったりすることもあります

また、最新の高性能機器を導入している医療機関では、電流の調整や絶縁針の精度が高く、肌への刺激を最小限に抑えつつ、確実に毛根を破壊できます。つまり、機器・安全性・技術の3つが揃っている環境こそが、ニードル脱毛の効果を最大化する条件です。

松岡 雄治
松岡雄治 先生

▼医師の一言コメント
医療針脱毛の機器と方法は以下の三種類です。

  • 電気分解法(化学反応による破壊):電流を流して、化学反応によって毛根部を破壊します。皮膚表面へのダメージを抑えるために先端以外はコーティングされた絶縁針を使用します。
  • 高周波脱毛器(熱による破壊):高周波電流で毛根に熱を与えて破壊します。0.2〜1秒程度と非常に短い時間で通電が済むため、痛みを軽減できるのが利点です。
  • ブレンド法脱毛器:電気分解法と高周波法をを組み合わせた方式です。化学反応と熱の両方で毛根を徹底的に破壊できるため、太く根深い毛の場合に高い効果を発揮できるのが利点です。しかし、通電時間は5〜15秒と長めです。

針脱毛は、レーザー脱毛で処理しきれなかった毛や、硬毛化した毛、さらには眉毛やVIOラインなどデザインにこだわりたい場合にも非常に有効な方法です。実施には、針の角度や深さ、電力の出力調整、針の太さや長さなどを決めなければなりません。そのため処理し難い毛を処理する技術と、皮膚の状態を把握して安全にトラブルなく実施する熟練した技術が求められます。

毛周期に合わせた施術

ニードル脱毛は、すべての毛を一度に脱毛することはできません。毛には「成長期」「退行期」「休止期」という成長サイクルがあり、このうち「成長期」にある毛に対して施術を行うことで、最も高い効果が得られます。

したがって、施術は毛周期に合わせて1〜2ヶ月おきに複数回通うのが基本です。

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針の太さ・長さの最適化(施術者選びが重要)

ニードル脱毛では、毛穴に挿入する針の太さや長さも効果と痛みに大きく影響します。たとえば、太い針(C針など)は電流の伝導効率が高いため、太く深い毛に対して短時間で高い効果を発揮できます。ただし、その分痛みを感じやすくなるため、施術者が適切に選定する必要があります。

一方で、細い針は痛みが少ないものの、効果を得るまでに時間がかかることも。こうした針の選定は、施術者の経験と判断力に大きく依存するため、信頼できる医療機関を選ぶことが重要です。

自己処理は不要!毛が2~3mm必要

ニードル脱毛では、毛穴に針を差し込んで電気を流すため、毛が皮膚表面にしっかり見えている必要があります。一般的には2〜3mm程度の長さが必要とされており、施術直前の自己処理(剃毛)はNGです。剃ってしまうと施術ができない場合があるため、来院前に必ずクリニックの指示を確認しましょう。

なお、普段は自己処理を控えることで、肌トラブルの予防にもつながります。ニードル脱毛は「剃らない脱毛」であることを理解しておくことが大切です。

ニードル脱毛の後遺症と副作用

ニードル脱毛は、高い脱毛効果が得られる一方で、毛穴に直接針を刺して電流を流すという特性上、肌に負担がかかる施術でもあります。基本的には医療機関で安全に行われますが、施術後に赤みや腫れなどの軽い炎症が出ることもありますし、まれにリスクのある副作用が起こることもあります。

ここでは、施術後に起こり得る症状とその対策、安全に受けるための注意点を解説します。

赤み・腫れ・毛嚢炎など一時的な症状

ニードル脱毛は、毛穴ひとつひとつに針を入れて電気を流しているため、施術直後に赤みやヒリヒリ感、軽い腫れなどが起こることがあります。これらは体の正常な炎症反応であり、多くの場合は数時間から数日以内に自然におさまります。

また、まれに毛穴に雑菌が入り込んで「毛嚢炎(もうのうえん)」が起こるケースもあります。これはニキビに似たような赤いブツブツで、清潔に保ち、冷却・保湿を丁寧に行うことで軽減できます。気になる症状が出た場合は、すぐに施術を受けた医療機関に相談しましょう。

やけど・色素沈着など稀なリスクとその対策

稀ではありますが、施術時に電流の出力が強すぎたり、針の挿入が適切でなかった場合、やけどや色素沈着といった副作用が起こる可能性があります。特に、無資格の施術者が行う美容電気脱毛や、医療機関でない場所での施術はリスクが高くなります。

こうしたトラブルを避けるには、医療機関で施術を受けること、事前にクリニックの実績や症例写真、使用機器の情報を確認することが大切です。また、アフターケアが充実しているかもチェックポイントになります。

安全性を高めるための注意点

ニードル脱毛を安全に受けるためには、医療機関を選ぶことが最優先です。医療針脱毛では、看護師や医師といった有資格者が施術を担当し、絶縁針などの高性能な機器が使われているため、トラブルのリスクが軽減されます。

施術前のカウンセリングでは、「どのくらいの範囲を脱毛するか」「過去の肌トラブルの有無」「痛みの対策方法」などを丁寧に相談し、不安や疑問を解消しておきましょう。納得したうえで施術を受けることが、安心かつ満足のいく結果を得る第一歩です。

松岡 雄治
松岡雄治 先生

▼医師の一言コメント
ニードル脱毛では、毛穴に直接施術するため、前述のような副作用が生じる可能性あります。施術後には皮膚を清潔に保ち、冷却や保湿を徹底し、刺激から保護するケアが非常に重要です。

また、受診の目安を知っておくことも大切です。例えば、痛みや腫れは数日のうちに落ち着くことがほとんどのため、数日経っても改善していないようであれば受診しましょう。また、稀に起こる副作用であるやけどは早期治療が重要なので、水ぶくれやかさぶたができた場合も受診が勧められます。熟練したスタッフが在籍する実績ある医療機関は、施術のみならずアフターケアの経験も豊富です。信頼できる施設で安心して施術に臨みましょう。

【メンズ向け】髭のニードル脱毛ができるおすすめクリニック

髭脱毛を検討する男性の中には、「青髭をなくしたい」「デザインひげにしたい」「白髪も処理したい」といったニーズを持つ方が多く見られます。そんな細かな要望にも応えられるのが、1本単位で施術できるニードル脱毛です。

ここでは、髭のニードル脱毛に対応している男性向けおすすめクリニックを厳選して紹介します。

メンズリゼ

メンズリゼ

項目 内容
ニードル脱毛料金 【通常料金】
20本:20,000円、40本:40,000円、追加1本:1,000円
【会員料金】
20本:10,000円、40本:20,000円、追加1本:500円
針代 1回:4,400円(初回のみ)※2本以上必要になる可能性あり
採血代 クリニックに要確認
対応部位 髭、眉まわり、腕まわり、ひざ下
麻酔 麻酔クリーム:3,300円
笑気麻酔:3,300円
対象院 渋谷、銀座、新宿東口、大宮、名駅、京都、梅田

メンズリゼのニードル脱毛は、ヒゲ・眉まわり・腕まわり・ひざ下の施術が可能です。

料金は、初回20本が会員で10,000円(税込)、新規で20,000円、追加1本は会員500円、新規1,000円、さらに針代として1回4,000円がかかります。また、痛み対策として麻酔クリームと笑気麻酔(各3,300円)が使用できます。

施術は渋谷、銀座、新宿東口、大宮、名駅、京都、梅田で対応。レーザー脱毛で大部分を処理したうえで、残毛の仕上げにニードル脱毛を使う「併用スタイル」も推奨されています。費用対効果よりも確実な仕上がりを重視したいメンズに最適な選択肢です。

ゴリラ脱毛

ゴリラクリニック

項目 内容
ニードル脱毛料金 1〜10本:22,000円、11〜50本:44,000円、51〜100本:55,000円、101〜150本:66,000円、150本以降1本:400円
針代 クリニックに要確認
採血代 クリニックに要確認
対応部位 全部位(うなじ・VIOを除く)
麻酔 麻酔クリーム:10グラム5,000円
笑気麻酔:30分6,000円
対象院 銀座ANNEX院

ゴリラクリニックのニードル脱毛は、本数毎に段階的に設定された料金プランが特徴です。1~10本だと22,000円、11~50本だと44,000円、51~100本だと55,000円と本数が増える毎に1本あたりの金額が安くなります。

150本以降は1本あたり400円で受けられるので、脱毛本数が多い場合はかなりお得です。また、うなじとVIOを除く全身の施術が可能で、レーザー脱毛と組み合わせて、仕上げや照射漏れ対応にも活用できます。ただし、ニードル脱毛の対応店舗は銀座ANNEX院のみなので注意しましょう。

医師に聞いた!ニードル脱毛に関するよくある質問

ニードル脱毛を検討するにあたって、多くの方が気になる疑問について、医師の見解をもとに丁寧に解説します。施術前の不安解消や、他の脱毛方法との違いを理解する参考にしてください。

Q. ニードル脱毛は1回で終わりますか?

松岡 雄治
松岡雄治 先生

ニードル脱毛は「毛周期(毛の生え変わりサイクル)」に合わせて施術を行うため、1回ですべての毛を処理することはできません。ニードル脱毛が最も効果を発揮するのは「成長期」にある毛です。一度の施術では、全ての毛が「成長期」にあるわけではないため、一定期間を空けて複数回の通院が前提となります。部位や毛量にもよりますが、平均して数ヶ月〜1年ほど継続することで効果を実感しやすくなります。

Q. 医療レーザー脱毛と併用してもいい?

松岡 雄治
松岡雄治 先生

併用は非常に一般的で、むしろおすすめされることも多いです。たとえば広範囲は医療レーザー脱毛で効率的に処理し、白髪や産毛、デザイン性が求められる眉やヒゲ、VIOのラインなどはニードル脱毛で細かく仕上げるケースが多く見られます。また、レーザー脱毛後に残った照射漏れや硬毛化した毛への仕上げとしてニードルを使う人も増えています。目的と部位に応じて使い分けるのがポイントです。

Q. ニードル脱毛以外で白髪を脱毛する方法はある?

松岡 雄治
松岡雄治 先生

現時点で白髪を確実に処理できるのは「電気脱毛(ニードル脱毛)」のみとされています。白髪や金髪にはメラニン色素がないため、レーザーや光脱毛では反応せず、効果が出ません。

Q. ニードル脱毛したら一生生えてきませんか?

松岡 雄治
松岡雄治 先生

ニードル脱毛は、永久脱毛が期待できますが「永久脱毛=一生毛が生えてこない」という意味ではありません。FDA(米国食品医薬品局)では「永久脱毛」とは、「一定期間にわたり毛が再生しない状態が続くこと」と定義しています。体質やホルモンバランスによってごく稀に細かい毛が生えてくる可能性はゼロではありません。

Q. ニードル脱毛が効かないことはある?

松岡 雄治
松岡雄治 先生

はい、正しく施術されなければ期待する効果が出ないケースもあります。たとえば、成長期以外の毛にアプローチした場合、針の挿入角度が適切でない場合、あるいは電流の出力が弱すぎるor強すぎる場合など、技術的なミスがあると発毛組織が十分に破壊されず、毛が再生してしまいます。また、針の太さや長さの選定ミスも効果や痛みの面で差が出る要因に。施術者の熟練度が問われる脱毛法だからこそ、実績のある医療機関を選ぶことが大切です。

まとめ

ニードル脱毛は、白髪や産毛、色素沈着肌といった他の脱毛方法では難しい毛にも効果を発揮する「最後の砦」ともいえる脱毛法です。ただし、施術の痛みや費用の高さといったハードルもあるため、誰にでも万能というわけではありません。

効果を最大限に引き出すには、「毛周期に合わせた通院」「医療機関での施術」「熟練したスタッフによる対応」といった条件がそろうことが重要です。また、レーザー脱毛との併用や、部位ごとの使い分けなど、自分の毛質・目的に応じた戦略的な選択が後悔のない脱毛につながります。

まずは無料カウンセリングを受けて、自分にとってベストな脱毛方法が何か、医師と一緒に見極めることから始めてみましょう。

松岡 雄治
松岡雄治 先生

▼医師の一言コメント
ニードル脱毛(医療針脱毛)は、ニーズに合わせて利用することが大切です。

  • 他の脱毛方法で十分な効果が感じられなかった方
  • デザインにこだわりたい方
  • レーザー脱毛後の仕上げをしたい方
  • 高い永久脱毛効果をお求めの方

このような方にはニードル脱毛が特におすすめです。本記事で解説した特徴をご理解いただき、ぜひ上手に活用してください。

この記事を書いた人
Collect.(コレクト)編集部
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