働き方が多様になってきている今、転職を考える人におすすめなのが転職エージェント。でも、実際に利用してみようと思っても、サービスがたくさんあり迷ってしまいますよね。
この記事では、転職に関するノウハウやおすすめの転職エージェントなどの情報をまとめています。転職サイトと転職エージェントで悩んでいる人も、転職エージェントについて詳しく知りたい方もぜひ参考にしてくださいね。
目次
転職エージェントとは?

転職エージェントとは、人材紹介サービスの一つです。転職希望者の希望にマッチした求人情報の紹介はもちろん、求職者が抱えるさまざまな悩みを解決することで、転職希望者が納得して転職できるようにお手伝いしています。
転職エージェントが提供するサービスには、以下のようなものがあります。

こうした、転職希望者の求人選びから入社までをバックアップしてくれるのが、転職エージェントのサービスです。
転職エージェントには、総合型と特化型がある
転職エージェントには広い範囲をサポートする総合型と、特定の業種・職種に特化したサポートを提供する特化型があります。
総合型は比較的イメージしやすいと思いますが、特化型の転職エージェントはどのようなサービスを提供しているのでしょうか。特徴を詳しくご紹介します。
年齢特化
転職エージェントを選ぶときには、あなた自身の年代も意識しなくてはいけません。20代と30代は業務上の役割が違い、40代では責任のある役職に就いている方も多いでしょう。女性なら職務上の役割に加えて、歳を重ねる中でプライベートでも大きな変化があることも珍しくありません。
年齢に特化したエージェントなら、20代はポテンシャル面、30代は経験やスキル面など、年代ごとに強みとなる条件を踏まえた転職サポートを受けられます。
年齢特化の転職エージェントがおすすめの人
- 第二新卒で転職を考えている
- 年齢に合った役職での転職を考えている
性別特化
女性の社会進出が進んだとは言っても、男性と比べると女性が第一線で働くには、結婚や妊娠・出産、子育てなどライフステージに合わせた柔軟な働き方が必要です。
女性向け転職エージェントの求人は、比較的間口が広い事務職や販売職などの職種に強く、求人情報には産休・育休や時短勤務について記載していることが多いのが特徴です。
また、女性のコンサルタントが多く在籍しているサービスがほとんどで、産休・育休からのキャリアアップについてなど、女性ならではの悩みを相談しながら進められるのも大きなポイントです。
性別特化の転職エージェントがおすすめの人
- 子育てをしながら働きたい人
- 女性のエージェントに相談しながら進めたい人
職種・業種特化
業種・職種特化の転職エージェントは、総合型エージェントほど求人数は多くありません。ですがその業界出身のコンサルタントが多く、豊富な業界知識に基づいた転職支援を受けることができます。
また、職種・業界に特化しつつも、高収入や役職者向けの求人も扱っているため、キャリアアップや年収アップを狙えるのも魅力です。
職種・業種特化の転職エージェントがおすすめの人
- 今までのスキルを生かした転職がしたい人
- 専門的な職種に就いている人
ハイキャリア特化
ハイキャリアとは年収700万円以上のアッパー層であり、管理職が最低ライン、企業幹部が一般的な基準です。一般社員とは求められる資格やスキルに大きな違いがあるので、転職支援実績のあるコンサルタントのサポートが欠かせません。
ハイキャリア特化のエージェントは、あなたのスキルや経歴などを踏まえたうえで、年収アップやキャリアアップのためにプラスアルファの求人提案をしてくれます。
ハイキャリア特化の転職エージェントがおすすめの人
- 管理職などの役職に就いている人
- 年収を上げる転職を考えている人
転職エージェントと転職サイトの違いって?

転職エージェントと転職サイトには、進め方やサポート力に大きな違いがあります。
比較項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
---|---|---|
期間 | 3~6ヶ月程度 | 自分のペースで進めるため、エージェントより短い場合も長い場合もあり |
進め方/サポート |
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|
求人数 | 数千件~数万件(転職サイトよりは少ない) | ~数万件(転職エージェントを超える) |
転職エージェントは、転職までに3~6ヶ月(個人差あり)ほどかかります。転職サイトを利用すると、自分のペースで進められるため、もっと早い期間で終わる場合も、もっと長い期間がかかる場合もあります。自分でスケジュールを組むのが苦手なら、スケジューリングをしてくれる転職エージェントを利用すると良いでしょう。
また転職活動中は、転職エージェントを利用すると、求人の絞り込みから面接練習までサポートしてくれます。数多くの中から自分に合った求人を探す手間を省きたい方、面接練習をしっかりと行いたい方はエージェントを利用しましょう。
一方の転職サイトは、求人の絞り込みから面接対策まで、一貫して自分で行います。サイトは、公式ページ内にコラムを掲載している場合があります。履歴書作成や面接の回答など、参考にできるコンテンツは多くあるので、転職サイトを利用する場合は活用しましょう。
ここからは、転職エージェントの特徴について詳しく紹介します。
転職エージェントの特徴

転職エージェントのサポート内容には、以下の特徴があります。
- 自分の希望や適性に合った求人を提案してくれる
- スケジュールや交渉なども任せられる
- 書類や面接のアドバイスなどサポートが充実
- 退職や入社後のフォローがある場合も
自分の希望や適性に合った求人を提案してくれる
自力で進める転職活動では、自分の希望だけを基準にして求人を選んでしまい、視野が狭くなりがちです。転職エージェントを利用すれば、さまざまな業種・職種の中から、あなたの希望だけでなく適性に合う求人を紹介してくれます。そのため、思いもしなかった求人に出会うチャンスがあるのです。
また、客観的に自身の職歴や資格、スキルを明確にすることで、あなたの市場価値を知ることにもつながります。自分の今の市場価値を把握することで、より現実的なキャリアプランを描けるのも特徴です。
スケジュール管理や企業との交渉なども任せられる
転職活動は求人情報を探すことからはじまり、応募や書類作成、面接日程のすり合わせや対策、内定後の退職手続きなど、手間と時間がかかります。
転職エージェントは、面談ですり合わせた希望条件やキャリアプラン、これまでの経歴などからあなたに合った求人案件を紹介してくれます。自分で応募する求人を絞り込む手間が省けるので、転職活動がぐっと楽になります。それだけでなく、企業とのやりとりや面接日程などのスケジュール管理を代行してくれる点も魅力です。
書類や面接のアドバイスなどサポートが充実
応募企業ごとに、毎回イチから書類を作っていたら、手間と時間がかかりますよね。コンサルタントからの添削を受けた書類をひとつ作成しておけば、応募企業ごとに内容の一部を書き換えるだけで効率よく書類が用意できます。
また、面接の受け答えは慣れや経験も大事。ネットから得た知識だけでは、とっさの対応ができない事も多く、転職の失敗に繋がりかねません。転職エージェントをうまく使い、コツやポイントを教わったり、面接練習をしてもらったりことで余裕のある準備ができます。
内定後のフォローがある場合も
働きながら転職活動をしている人は、せっかく転職先が決まっても退社するときに引き止められるなど、予想外のトラブルに見舞われるかもしれません。
転職エージェントによっては、このような退職をめぐるトラブルにもアドバイスやサポートをしてくれます。また、就職後に何か問題が起こっていないかなど、連絡や相談のアフターフォローをしてくれる場合があります。
転職エージェントの利用に向いている人

転職エージェントは、以下のような人に向いています。
- 初めての転職や手厚いサポートが欲しい人
- 求人探しの手間を省きたい人
- 企業とのやりとりをする暇がなく、素早くより高い確率で成功させたい人
初めての転職や手厚いサポートが欲しい人
転職未経験の場合、転職活動の進め方や年収の相場観など、さまざまな疑問に直面しがちです。支援実績が豊富なキャリアアドバイザーのサポートがあれば、困った時に情報が貰えるので安心して転職活動を進められます。
求人探しの手間を省きたい人
転職エージェントの多くは、転職サイトや企業の採用ページなどで公開されていない非公開求人を保有しています。
非公開求人は、公開求人よりも職歴やスキルが重視される傾向があり、さらにその中からコンサルタントが求人をピックアップして紹介してくれるので、ある程度求人を絞り込んだ段階から転職活動を進めることができます。
企業とのやりとりをする暇がなく、素早くより高い確率で成功させたい人
面接の日程調整や条件交渉など、“採用企業”と“求職者”の間に立ってサポートするのが転職エージェントの役割です。
さらに、効率的な転職の進め方のアドバイスや、職歴やスキルにマッチした求人の紹介、日程調整や交渉代行により、はじめての転職でも効率的に進められます。
実際に利用している人は、転職サイトの方が少し多い

当サイトで、20~60代の転職経験・意欲がある男女に対して行ったアンケートによると、実際に使ったサービスは転職サイトの方がわずかに多い結果に。ただ、複数のサービスを利用している人も多いです。
転職エージェントの利用の流れ

実際に転職エージェントを利用するときの流れを確認しましょう。
転職にかかる期間はおよそ3~6ヶ月が平均。あらかじめ流れを把握しておくと、いつから転職活動を始めればいいか、計画が立てやすくなります。
STEP1 会員登録を完了する
まずは転職エージェントの会員登録をします。
一部の転職エージェントでは、企業や転職エージェントからオファーが届くスカウトサービスと同時登録ができるので、利用したい方は忘れずに登録しておきましょう。
STEP2 面談をする
サイトで無料会員登録をしたら、コンサルタント(またはキャリアアドバイザーなど)と面談を行います。これまでの経験や保有している資格やスキル、転職の希望条件や転職理由を確認して、キャリアプランを練っていきます。
ここであなたの希望や条件をしっかり伝えないと、自分の希望しない求人ばかり紹介され、不満を溜めるだけでなく時間を無駄にしてしまうので注意してください。
転職エージェントによっては、ウェブ面談を行っているところもあります。直接の面談が難しい人は、オンラインでも対応してくれるサービスを選びましょう。
STEP3 スケジュールを立てる
面談の中で方向性が定まったら、いつごろまでに内定をもらいたいか、いつごろまでに入社したいかなどを考えておきます。
スケジュールを立てておくと、求人の応募時期や面接の調整がしやすくなります。
STEP4 応募書類の作成
転職エージェントを利用した転職でも、書類選考や面接といった選考過程があります。
初めての転職で、履歴書や職務経歴書の書き方が分からないという人は、コンサルタントに相談しつつ作成するのがおすすめです。自分が記入した内容について問題が無いか確認してもらい、フィードバックをもらいましょう。
STEP5 求人の紹介・応募
転職エージェントが保有する求人案件の中から、希望にマッチするものを紹介されます。
コンサルタントは、転職支援の専門家ならではの視点で、志望業界の最新動向や求人企業の風土、職場環境などの情報提供もしてくれます。ブラック企業に勤めたくない人や、どんな会社か情報を集めてから応募したい人は、応募先企業の情報を豊富に持っているエージェントを選んでください。
STEP6 面接の日程調整
面談の日程調整も転職エージェントの役割の一つ。転職希望者と求人企業の都合をすり合わせてくれます。
忙しくて面接日程のやり取りをしている暇もない人や、初めての転職で進め方に不安がある人でも安心です。
STEP7 面接対策
選考過程の大きなハードルとなる面接も、コンサルタントが事前の対策でサポートしてくれます。
転職エージェントによっては、面接の練習だけでなく面接に役立つテクニックをまとめたセミナーを開催していることもあるので、積極的に利用しましょう。
STEP8 内定承諾と退職調整
無事内定をもらったら、現在勤めている会社に退職を申し入れます。会社の就業規則で何日前までに申告が必要か記載されているので、事前に確認しておくのがベストです。
転職エージェントによっては、現職への退職交渉のアドバイスや、入社後のフォローも行っているところがあります。
転職エージェントサービスの選び方

数多くある転職エージェントを選ぶときは、どこを見て決めるべきでしょうか。大事なポイントを3つまとめました。
求人の数
求人案件の数は選択肢の多さに直結するので、案件数は多いに越したことはありません。また、各転職エージェントは、そのエージェントからしか応募できない「独占求人」や、一般公開をしていない「非公開求人」をキープしています。
転職エージェントを選ぶうえで、どのくらいの求人が掲載されているのかは、目安の一つです。
コンサルタント(キャリアアドバイザー)との相性
転職エージェントで実際に求人を紹介してくれるのは、各社に所属するコンサルタントなので、自分と合う人かどうかは重要なポイントです。相性が悪ければうまくコミュニケーションも取れず、あなたの希望がうまく伝わらなかったり、あなた自身の事をうまく把握してもらえなかったりして、適性に合わない求人を紹介される可能性があります。
公式サイトにて、所属しているキャリアコンサルタントを紹介している転職エージェントもあるので、気になる方は事前にチェックするとよいでしょう。
コンサルタントから求める求人を紹介してもらえない時や、相性が悪いと思ったときは遠慮せずに変更を申し出ましょう。
サポート内容
転職エージェントが提供するサポートは、基本的に「キャリアとスキルの棚卸」「企業の紹介」「履歴書の添削や面接対策」「内定後の条件交渉」ですが、その内容は転職エージェントによって違いがあります。
20代に特化した転職エージェントなら、履歴書添削や面接対策に力を入れているところや、求職者への紹介数を重視しているところもあります。
転職エージェントを利用するときには、あなたがどのようなサポートを受けたいかを明確にして、そのコンテンツやサービスが充実しているかどうかで判断しましょう。
\おすすめの転職エージェント/
結婚相談所名 | リクルートエージェント | dodaエージェント | マイナビエージェント |
---|---|---|---|
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
POINT |
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おすすめ転職エージェントサービス

どの転職エージェントを利用すべきか悩んでいる人に向け、総合型、特化型、年齢別に転職エージェントを厳選してご紹介します。
転職エージェントは相性も重要なので、ひとつのサービスのみ利用しているとあなたに合った担当者が見つからない場合があります。複数のサービスに登録し、面談し、実際に利用してあなたに合ったエージェントがいないか比較するのがおすすめです。
転職エージェントは、個人との相性で満足度が大きく変わります。エージェントの変更もできますが、複数のサービスのエージェントとやりとりをし、あなたに合ったサービスかどうか見極めるのも良いでしょう。
転職サイトの場合は、サイトによって求人に違いも出るため、抜け漏れが無いように複数にわたってチェックしておくのが安心です。
総合型のおすすめ転職エージェント
リクルートエージェント
種類(総合/特化) | 総合 |
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おすすめの人 | 第二新卒、はじめての転職 |
利用年代 | 20代から50代 |
掲載求人数 | 公開求人535,101件 / 非公開求人416,589件※2025年2月時点 |
求人エリア | 全国、海外 |
拠点 | 東京、西東京、宇都宮、さいたま、千葉、横浜、京都、大阪、神戸、名古屋、静岡、北海道、東北、岡山、広島、福岡 |
リクルートエージェントは国内の転職エージェントを代表する存在です。リクルートが業界を独走できるのは、高い営業力を武器として法人企業を徹底的に開拓しているから。超と名のつく大手企業から地方の中小企業まで担当者が足を運び、採用ニーズを徹底的に拾い上げています。
それゆえリクルートエージェントのみが扱っている求人(独占案件)を豊富にもち、転職希望者の登録も増えて年間の転職支援者数が全国NO.1という実績に繋がっています。
山ほどある求人の中から、その人にあった求人を選定してくれるのが、リクルートのキャリアアドバイザー。そのマッチング力には昔から定評があります。経験・スキルにあった求人はもちろん、希望に沿う求人にプラスして、こんな選択肢もありますよといった、新しいキャリアの提案が豊富なことで有名です。
社内にはITや電気・化学・製造分野など、理系の業界に詳しいアドバイザーも数多く在籍し、地方拠点に在籍するアドバイザー数も他エージェントの倍以上。その規模感から、最も頼れるエージェントのひとつと言えます。
一方で、1000名以上在籍するキャリアアドバイザーの中には様々なタイプが存在します。一人あたりの担当人数も多いので、丁寧さ・親身さといったサービス品質に若干のばらつきがあるといわれている点は要注意です。
dodaエージェント
種類(総合/特化) | 総合 |
---|---|
おすすめの人 | 第二新卒、はじめての転職 |
利用年代 | 20代から50代 |
掲載求人数 | 公開求人 251,020件※2025年7月時点 |
求人エリア | 全国、海外 |
拠点 | 東京、横浜、札幌、仙台、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡 |
dodaエージェントはパーソルキャリアが運営する転職支援サービスで、リクルートには及ばないものの、求人数と転職支援実績ともに国内最大級の実績をもっています。リクルートと差別化するために、キャリアアドバイザーの質を常に向上させていたり、転職者の悩みに寄り添いスピード感をもって対応する姿勢を大切にしています。
転職者(登録者)の経歴や価値観を深くヒアリングするところから始め、丁寧な求人紹介、応募書類の添削、面接対策などを、担当アドバイザーがフルサポート。担当アドバイザーとはLINEでやりとりができ、困りごとや相談などを気軽に相談できる環境で、親身かつスピーディーなサービス対応を受けられます。
dodaでは20代の若年層であれば、アルバイト経験のみの人や短期で転職を繰り返している人などもサポート対象としています。なので他エージェントから「現在ご提案できる案件がないため、担当アドバイザーをつけることが難しい」と言われてしまった人でも、転職サポートを受けられる場合もあります。
一方で、リクルートと重複する求人も多く、新しいキャリア提案や気づきが得られにくい点があります。
転職を成功させるコツ

転職活動を成功させるコツは、3つあります。これはどんな方法やサービスを使う場合でも共通です。
自己分析をしっかり行う
応募書類や面接の場で自分を理解し興味を持ってもらわないと、採用には結びつきません。転職を成功させるためには、自分の強みや弱みをあなた自身がしっかり把握しておく必要があります。
また、あなたが何を目的として転職したいのか、どんな条件で求人を探したいのか、あらかじめ自己分析をして明確にしておけば、カウンセリングの時に自分の意思をうまく伝えられます。
自分の希望・軸を決める
自己分析で転職の目的を明確にしたら、求める条件を整理して、あなたの希望と転職活動における軸を再度はっきりさせましょう。
十分な事前準備をしないまま転職活動をはじめると、納得のいく転職先が見つからずに転職活動を長引かせ、希望に沿わない求人に応募して後悔する可能性があります。
自分の中で譲れない軸を決めておくだけでも、応募する求人が選びやすくなりますし、転職活動中の迷いがグンと減るはずです。
転職先を選ぶとき、重視するのは給与と仕事内容が多め

当サイトで、20~60代の転職経験・意欲がある男女に対して行ったアンケートによると、転職先で重視するのは「給与」「仕事内容」と続きました。
もちろん、他の人の意見にとらわれずに自分の希望を決めることが大事です。ただ他の意見を見て、自分でも気が付いていなかったポイントが見つかるかもしれないので、ぜひ参考にしてください。
計画的に動く
転職活動は大まかなスケジュールを立てたうえで、ある程度計画的に進めなければいけません。無計画にはじめると、効率よく進められず満足のいく結果にならない可能性があります。
転職エージェントを利用する時の注意点
転職エージェントに任せておけば安心、と油断していると、不満の残る転職になりかねません。3つの注意点を確認し、意識して転職活動を進めてください。
焦って決めない
転職活動が思うように進まないと、焦って目の前の求人に飛びつきがち。そんなときほど一呼吸を入れて冷静になりましょう。
いくら内定が貰えそうな求人でも、あなたの希望どおりのものか、あなたが妥協したくないポイントはおさえているか、しっかり確認しましょう。
転職エージェントからの情報のみを鵜呑みにしない
転職エージェントからもらえる情報は、魅力的な側面をアピールするものがほとんどです。マイナス面の情報が知りたい時は、転職エージェント以外の情報源からも情報を集めて判断しましょう。
転職エージェントに関するよくあるQ&A
- なぜ無料で使えるのか?
- 転職エージェントは求人案件を出している企業から報酬をもらう形で収益を出しています。そのため、転職希望者は費用負担なしに利用できます。
- エージェントはひとつに絞って利用したほうが良いのか?
- 複数の転職エージェントを利用しても問題ありません。転職エージェントは総合型と特化型の違いがあり、転職を考えている業種・職種によって得意・不得意が分かれています。ひとつのエージェントに絞らず、総合型の転職エージェントを中心に、希望する業種・職種に強みを発揮する特化型エージェントにも登録するのがおすすめです。また複数サービスに登録したほうが、あなたと相性のいいコンサルタントに出会いやすいです。
- 転職エージェントと転職サイトは同時に使ってもいいのか
- 転職エージェントと同時に転職サイトに登録することは問題ありません。むしろ、同時に利用すれば求人の漏れを防げますし、チャンスも広がります。
- 無理やり転職させられるって本当?
- 無理やり転職させられることはありません。ただ、転職エージェントは転職することを前提にしているため、転職の意思があれば求人の紹介など連絡がこまめに届きます。もし気になるようであれば、連絡の頻度を減らすようコンサルタントに伝えましょう。
- 転職の意欲が低くても利用して良いのか
- 転職の意欲が低い段階で利用しても問題ありません。キャリアコンサルタントとのカウンセリングで転職意志を固める人もいれば、逆に転職を見送る人も多くいます。もしあなたが転職すべきかどうか足踏みしているなら、一度面談で思いを話し、サービスのコンテンツを利用し気持ちを整理してみるのがおすすめです。
- 対象:20代~60代の男女
- 転職経験・転職検討経験のあるユーザー
- 有効回答数:各543件
- 調査方法:インターネットリサーチ
まとめ
おすすめの転職エージェントや、転職についてのノウハウを見てきました。転職エージェントは転職サイトと違い、利用するハードルが高いというイメージが先行していますが、転職の進め方が分からない人や、効率的に転職を進めたい人を親身にサポートしてくれるので、初めて転職を考えている方にこそおすすめです。
新しい場所で心機一転頑張りたい、今の環境から一歩踏み出したいと考えているなら、気軽に転職エージェントに登録してみてください。転職未経験なら、今回紹介したリクルートエージェント やdodaエージェント 、マイナビエージェント への登録がおすすめです。複数の転職エージェントに登録すれば、効率のよい転職活動を実現できます。
▼アンケート概要
